精神的ジャパニーズドリーム~理念の革命~

   新時代の日本のあらゆる分野において、「精神的ジャパニーズドリーム」を起こしてゆくための根本理念を提示します。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『新時代の学者によせて』(3)   天川貴之

しかし、真に学問を究めようとするならば、いつか精神の父を超えてゆくことを目標としなくてはならないであろう。 確かに、古典にあるような精神を部分的にも超えることは限りなく難しい。一生かかっても、かかる精神的成長を遂げる学者は、万人に一人もいな…

『新時代の学者によせて』(2)   天川貴之

やがて、肉体的にも成長して、知性や理性が発達してゆくと、人間は、活字を通して、多くを学ぶことになる。狭義の意味での学者とは、やはり本を通して学業を積んでゆく。 では、本の本質とは何であろうか。それは、他の人の精神そのものである。外界の経験に…

『新時代の学者によせて』(1)  天川貴之

人間にとって学ぶということは、生まれ落ちてより死ぬまでの終りのない仕事である。 人間は生まれながらにして自由であるという言葉もあるが、人間は生まれながらにして学ぶものであるという定義をしてよいだろう。 人間の本質に「学ぶ」という本性がある以…

『新時代の学生によせて』(7)  天川貴之

以上、学生によせて、智慧に目覚めるための方法について述べてきたが、学問の場とは、本来、学生が真なる智慧に目覚めるための場であり、そこで、たとえいかに多量の知識を身につけたとしても、自己の精神的知性が目覚めてゆかなくては、大学は、本来の意義…

『新時代の学生によせて』(6)  天川貴之

そして、同時に、自己独自の見方、人生観、世界観というものも育んでゆかなくてはならない。それは、自己の本源的なる個性の理念、個性の真理へと目覚めてゆく旅である。 自己の主体性を放棄するということは、自己に本来与えられた天命である個性や、自由や…