精神的ジャパニーズドリーム~理念の革命~

   新時代の日本のあらゆる分野において、「精神的ジャパニーズドリーム」を起こしてゆくための根本理念を提示します。

「新時代の経済思想家によせて」

『新時代の経済思想家によせて』(7)  天川貴之

さらには、理念的天才を育てる政策も理想国家建設には欠かせないことになろう。 天才の本質とは、理念を把握出来ることにある。そして、その仕事が理念的仕事であるが故に、時代を超え、永遠的に、人々を感化しつづけ、地域を超え、無限の人々を感化しつづけ…

『新時代の経済思想家によせて』(6)  天川貴之

そこで、第三に、理念自由主義的経済思想が求められるのである。これは、マックス=ウェーバー等の「没価値性の理論」に対するアンチテーゼでもあるが、新時代は、本来の理念価値が実現される時代であり、経済学の中に理念へと向かう規範的方向性が見出され…

『新時代の経済思想家によせて』(5)  天川貴之

そして、第二に、新時代に求められているのは、理念価値主義的経済思想である。価値哲学においては、アダム・スミスやリカード以降、マルクスに至るまで、経済学は労働価値説をその根底に持っており、価値とは、そこに投下された労働時間によって計られるべ…

『新時代の経済思想家によせて』(4)  天川貴之

さらには、愛についても、愛の心を深く大きく高くもって仕事をするのと、かかる心なしで仕事をするのとでは、明らかに違った仕事となるのである。 真に大成した経営者の多くが、自らの成功の最も大きな源を愛や感謝や素直さや明るさなどの精神態度や心のあり…

『新時代の経済思想家によせて』(3)  天川貴之

このように、豊かなる人こそが、無限の豊かさの一部を地上に実現している旗手であり、リーダーなのである。このような無限の豊かさに着眼する時に、新時代に必要な経済思想とは如何なるものなのであろうか。 まず第一は、唯心論的経済思想である。現代は、心…

『新時代の経済思想家によせて』(2)  天川貴之

例えば、マルクス主義の経済思想においては、「資本家は労働者から搾取しているから豊かなのである」という見地から階級闘争の理論が導かれたが、これもまた、有限なる尺度で人間を考え、社会を考えた結果である。 しかし、人間とは、その心の奥に無限の豊か…

『新時代の経済思想家によせて』(1)  天川貴之

無限なる豊かさというものを実現する経済思想こそが、新しき時代には望まれているのである。地上にある豊かさというものが有限であり、ある方が多く取ればある方が少なく取るようになるゼロサム社会は、経済社会の本当の姿ではないのである。 豊かさの源とい…