精神的ジャパニーズドリーム~理念の革命~

   新時代の日本のあらゆる分野において、「精神的ジャパニーズドリーム」を起こしてゆくための根本理念を提示します。

『新時代の医学者によせて』(2)   天川貴之

 

 第二に、自分自身を責める念い、自己卑下する念い、自己否定する念いである。

 例えば、過去に何か失敗をしたり、挫折をしたり、また何か大きな罪を犯してしまったりして、自分自身を責めさいなむ思念を持続して、それを習慣にしてしまうと、表面的には健康になりたいと思っていたとしても、深層意識の部分で、自分自身に対する否定的な念いを抱きつづけているので、この傾向性を修正しない限り、自分自身の力で病を創造してしまうことになるのである。

 こうした傾向を発見した場合には、自分自身をもっと素晴らしいものだと念い、その内には、無限の才能、無限の力、無限のエネルギーが隠されていることを自覚することである。

 そして、過去の自分は、本当の自分自身なのではなく、その奥に光輝ける素晴らしい自分があることを、よくよく自己の信念にまで高めてゆくことである。

 こうした自分自身を肯定してゆく念いを抱きつづけていると、自然に自己否定による病はなくなり、健康なる剛い自分自身を築くことができるのである。

 

(つづく)