精神的ジャパニーズドリーム~理念の革命~

   新時代の日本のあらゆる分野において、「精神的ジャパニーズドリーム」を起こしてゆくための根本理念を提示します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「新時代のマルチメディアクリエイターによせて」(1)  天川貴之

マルチメディア時代には、近代以降、様々に専門化されて各々のセクトを細かく区分していた社会が、再び、統合的一体感を回復してゆくことになる。 多なるものを結びつけ、一体化してゆく働きを「愛」というならば、これは、まさしく大いなる愛が社会に実現し…

「新時代の発明家によせて」(5)  天川貴之

人類はいつの時代においても、新たなる独自のものを発明し、創造してきたのである。 ならば、新しき時代の夢を実現させんとする時、ただ単に過去の発明を受け身の形で継承し、その恩恵に浴しているのみではいけない。 遅れてくる時代の人々のためにも、新し…

「新時代の発明家によせて」(4)

では、無限へと挑戦してゆく発明家にとって、どうしても必要な精神態度とはいかなるものであろうか。 それは徹底的な積極性である。かの発明王エジソンの驚異的な仕事を支えたのも、彼の才能そのものに加えて、その精神態度に拠る所が大きいのである。 彼は…

「新時代の発明家によせて」(3)

すべてのすべてを創られた神と同じ性質を人間が内在しているということは、本来、我々にも、この大宇宙、大自然の可能性と同じだけの可能性が、絶対なる無として、心の内に与えられているということを意味するのである。それは、単なる無ではなく、すべてを…

「新時代の発明家によせて」(2)

大宇宙は、太初劫初なる昔は無であった。しかし、それは、有と相対される所の無ではなく、すべての有の可能性を秘め、ただそれを顕現させずに潜在化させている所の、「絶対なる無」であったのである。 このような「絶対なる無」の中から、大いなる神は、この…

 「新時代の発明家によせて」(1)

地上にある人類の文明、文化は、すべて、人間の発明を通して創られてきたのである。発明をなす才こそ、人間の自由を最高に発揮させるものであり、その意味で、人間の尊厳を裏づけるものであるといえよう。 人間以外の動物は、文化、文明を持たないが、これが…

「新時代の経営者によせて」(7)

さらに、あなたが真に理念の眼を開いてこられたならば、時代のニーズ、人々の内なるニーズが、自然に観えてこられるはずである。何故なら、すべての人々は、理念において、一つにつながっているからである。 人々のニーズといっても、現代の数多くの経営者の…

「新時代の経営者によせて」(6)

経営者とは、「人を使う」立場にあるものであるが、真実に人を使うということは、真実に人を生かすということである。 そして、真実に人を生かすということは、その人の内なる理念を最高度に光輝かせるということなのである。これは、適材適所という言葉の奥…

「新時代の経営者によせて」(5)

理念の世界というものは、決して現象の世界を離れて存在するのではない。あくまでも現象そのものの背後に重なり合う存在として実在するのである。 故に、理念経営者とは、決して現実から逃避するような弱者ではなくて、真に力強い最高の成功者であると同時に…

「新時代の経営者によせて」(4)

だから、新時代を切り拓かんとする哲人経営者達よ、すべての苦難困難を、大いなる悦びをもって受けとめてゆこう。 昨日も一日新たな智慧が増えた、今日もまた新しい智慧が増えたと、こうした日々を積み重ねてゆくことが出来たならば、あなたは確実に成長して…

「新時代の経営者によせて」(3)

故に、人々よ、決して自己卑下してはならない。自分は、幸運な星の下に生まれていないとか、自分は成功する器ではないとか思い込みすぎないでいただきたい。 あなたが今、失敗の渦中におられるとするならば、それこそ失敗の法則を学ぶ絶好の機会にあるという…

「新時代の経営者によせて」(2)

現象的な成功など、数年後には無常にも流れ去ってしまう。また、その恩恵を受ける者も、せいぜいその会社に所属する人々に限られている。 しかし、これがその成功の背後にある智慧の遺産ということになれば、周りの者を、深く、高く、永く、潤すのみならず、…

「新時代の経営者によせて」(1)

新しい時代を創造してゆくためには、どうしても、フロンティア・スピリットを持った経営者が出現してこなければならないのである。 では、いかなる所に未開拓なるフロンティアが存在しているのであろうか。その最たる所は、経営哲学、経営フィロソフィーの面…

「新時代の起業家によせて」(6)

無限の可能性は前途に洋々と開けているというのに、その可能性を自ら閉じてしまっているとは、何と残念なことではないか。 本来、この地球よりも大きい未知なる夢の可能性が与えられているのに、その億分の一の夢もかいまみることも、また実現することもなく…

「新時代の起業家によせて」(5)

だから、新時代の起業家達よ、まず何よりも、自分自身の内なる偉大性を信じよ。自分自身の内なる理想を信じよ。自分自身の内に既に実現している所の光輝ける未来の姿を信じよ。 未来のあなたは、現在の自分とは見違える程の力強い積極的な確信に満ちた声で、…

「新時代の起業家によせて」(4)

たとえ、あなたの前に何もなく、自分自身は何の資材も与えられていないとみえても、あなたには、人間である限りにおいて、心が与えられ、心の内に、無限なる夢を抱く力、無限なるアイデアを汲み出す力、そして、無限なる夢を実現せんとする、情熱、意志、エ…

「新時代の起業家によせて」(3)

かつて、マックス・ウェーバーが、その著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の中で、プロテスタントの世俗内禁欲の精神態度が資本主義の中には流れており、この精神態度こそが近代の繁栄を創出する原動力になったということを述べておられるが…

「新時代の起業家によせて」(2)

かつてのアメリカンドリームにおいて、数多くの成功者達によって実証されたことは、一体何であったか。 それは、「念いが実現する」という真理なのである。まさしく、夢そのものに力があるという真理なのである。 確かに、夢そのものは、目にも見えず、耳に…